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「蟹工船」(小説)が、いまなぜ人気なのか? 


めざましテレビで「蟹工船」が流行しているのは何故かを調査していました。その内容をまとめてみました。




●まずは小説「蟹工船」とは?
蟹工船(かにこうせん)とは、1929年に小林多喜二が発表した小説です。

詳しく知りたい方は、ウィキペディア(Wikipedia)「蟹工船」にて。

蟹工船(かにこうせん)は、1929年に小林多喜二が発表した小説。いわゆるプロレタリア文学の代表的佳作とされ、国際的にも評価されて各国語に翻訳されている。
この小説には特定の主人公がおらず、蟹工船にて酷使される貧しい労働者達が群像として描かれている点が特徴的である。蟹工船「博光丸」の元になった船は元病院船の博愛丸である。

あらすじ
カムチャツカの沖で蟹を獲りそれを缶詰にまで加工する蟹工船「博光丸」。それは様々な出自の出稼ぎ労働者を安い賃金で酷使し、高価な蟹の缶詰を生産する海上の閉鎖空間であり、彼らは自分達の労働の結果、高価な製品を生み出しているにも関わらず、蟹工船の持ち主である大会社の資本家達に不当に搾取されていた。情け知らずの監督者である浅川は労働者たちを人間扱いせず、彼らは懲罰という名の暴力や虐待、過労と病気(脚気)で倒れてゆく。初めのうちは仕方がないとあきらめる者もあったが、やがて労働者らは、人間的な待遇を求めて指導者のもと団結してストライキに踏み切る。しかし、経営者側にある浅川たちがこの事態を容認するはずもなく、帝国海軍が介入して指導者達は検挙される。国を、すなわち国民を守ってくれるものと信じていた軍が資本家の側についた事で目覚めた労働者たちは再び闘争に立ち上がった。


この小説「蟹工船」は、昔は文学史で必ず学ぶ小説であったらしい。(大塚キャスター談)


●調査内容
80年前に刊行された小説「蟹工船」がなぜか今若者を中心に流行している理由はなぜか?

●現状は
・東京の書店50店舗中49店舗で平積みにて販売
・大型書店以外の「町の本屋」でも平積み
・売り切れの書店もある
・一日10冊は売れている
・購入者層は20〜30歳代の若い世代が中心
・出版元でも異例の増刷にびっくりしている。例年5000部なのに今年は15万部。

●なぜ流行しているのか
・前述の「あらすじ」からしても今の読者(若い世代)や(ニート)のために書かれた内容の本であるように感じる。
・今回の流行の一因として「マンガ蟹工船」が上げれていた。ネットカフェに流通しネットの口コミでの話題からブームに。


・ストーリーに共感を持てた。行動を起こすことによって状況の変化が読み取れた。自分も行動を起こすべきだと実感できた。
・「なぜ」他人が読んで流行しているか、興味があるから。
・ゼミの課題の本でもある。

●まとめ
・現在の日本や資本主義社会に対しての警笛的な意味が、この蟹工船に見て取れるかもしれません。
・特にニートや派遣社員問題など今の雇用体系がもたらしている弊害を体感している若者たちにとって、一致団結して行動を起こせば高いハードルも乗り越えることができる。という今まではなんとなく時代に流され、能動的に夢や希望に対して行動することがなかった人たちにとって、活力を与えるかもしれないですね。
・厳しい日本の労働環境を変えるヒントになるかもしれない本かもしれませんね。


著者: 小林多喜二小林多喜二
出版社: 新潮社
サイズ: 文庫
ページ数: 281p
発行年月: 2003年06月


小林多喜二「蟹工船」突然のブーム ワーキングプアの“連帯感”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080514-00000104-san-ent
[ 2008/05/27 13:37 ] 蟹工船 | TB(0) | CM(0)
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